危機管理対策アドバイザー 国崎信江
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子供用防災ヘルメット 自転車用のヘルメットは防災ヘルメットではありません
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防災頭巾を備えて安心してませんか?
これからはヘルメットで大切なお子様の頭を守りましょう。


私の長い間の願いであった子ども用防災ヘルメットが発売されることになりました。
私が「子どもの命を守る」研究を始めたおよそ10年前から、ずっと「防災頭巾」に変わる子ども用のヘルメットの必要性を訴えてまいりました。
3児の母親として防災頭巾で本当に子供の頭を守れるのか疑問に感じていたからです。
防災頭巾は戦時中に空襲の火の粉から頭を守るために作られたと祖父から聞いたことがあります。
物資がなかったのでふとんの綿とはぎれ布を合わせて作っていたようです。
平屋が多く落下物の心配がない時代には機能したかもしれません。
しかし、現代では平屋はほとんど見かけなくなりました。
一歩外に出れば災害が起きたときに、ガラス・タイル・看板などの落下物による死負傷の危険があり、防災頭巾では心もとないのです。
5階建て程度の低層建物はどこにでもありますが、その高さからガラスが落下した時の殺傷力は凄まじいものです。
防災頭巾は防炎加工されているものなら、火の粉から頭を守ってくれますし、耳・首・肩まで保護してくれます。
その反面、音を捉えにくく視界を狭めます。
何よりも落下物の衝撃に弱いのが致命的です。
学校から自宅までの引き取り途中で、落下物による危険にさらされることを考えれば、防災頭巾では役不足です。

このことから、防災頭巾は今の時代にあった防災用品ではないと感じておりました。
けれども、現社会において防災頭巾は当然のように受け入れられていて、災害時に子どもの頭を守れるものであるかどうかの意識が薄かったように思います。
しかし、保護者や学校からようやく防災頭巾について疑問の声があがり始めました。
愛知県豊田市の某小学校で「防災頭巾に関する調査」があり、「地震のときに有効とは思えない」「ヘルメットの方が効果があるのではないか」「ヘルメットを用意してほしい」「なぜ防災ずきんなのか分からない。頭を保護するならヘルメットのほうがよい」「各教室に備え付けのヘルメットがあったほうがよいのではないか」というヘルメットを希望する回答が多くありました。
他にも、高知県大津市の小学校では、防災ヘルットの必要性を強く感じPTAに提案しようという動きもあります。
これまでの10年間、講演会や新聞の連載を通じて社会に「子ども用の防災ヘルメット」を訴えて続けて、やっとその願いが叶いました。
今回発売されるヘルメットは、国内のヘルメットシェアNo1の実績を誇る、谷沢製作所さんが研究・開発しました。
飛来落下物用の国家規格の検定合格を受けたもので、成長期の子どもでもサイズが合わせられる・作業用のヘルメットよりクッション部分を厚くしフィット感をもたせる・子どもの首に負担がかからないよう、重さに配慮されている・簡単に着脱できる・笛や緊急時の連絡カードが装備されている・置き場所を考慮した包装、などの工夫が随所に施されています。
谷沢製作所さんと私の「子どもの安全を守りたい」という、共通の思いが込められています。

日本は「地震活動期」に入ったといわれています。
この時代を生きていく、皆さんの大切なお子様に「子ども用防災ヘルメット」を備えてあげてください。
そしてヘルメットをきっかけに「子ども達の安全」についての意識が高まるよう、心より願っております。




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