防災に悪いイメージだけを持たせないようにしましょう
現在において唯一ともいえる防災教育は避難訓練だけで、園や学校で毎年数回行われている内容は、現代の災害における様々な問題から子どもの命を守れるものとは思えません。
実態とはかけ離れたことを何回も繰り返し行なうことで「防災」という言葉へのイメージが負となり、最悪なことに日常と災害時を別のものとして捉えるようになるのです。
災害が発生したら、学校、家、自分達の住んでいる町はどういう状態になるのか、そしてどうすれば自分の身を危険から守れるのかをしっかり学ばせる必要があります。
成長期の子どもの経験に無意味なことはひとつもありません。
経験したことはのちに大きな意味をもつことも多くあり、大人への準備期間として一生の礎となる大切なことを日常生活から学びます。
この時期に痛い思いや、ひやりとした体験などちょっとした危険なことに遭いながら危ない状況や場所を理解し、次に同じことにならないように学習します。
また身近な動物の世話を通じて相手に対して優しい気持ちを抱き、命の限りを知る経験をします。
こういった経験は防災にとっても有効で、「日常生活に潜む危険を知り、安全を意識する力」「場所や状況を適切に判断し体を守る行動力」「命の大切さや重み」を育み、「自分の命は自分で守る」という意識を形成します。
このことから、防災教育を行なうことは意義深く、重要であるといえます。
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